求職者面談時のポイント【前編】～キャリアアドバイザー向け～

人材紹介は、転職したい求職者がいるからこそ成り立つビジネスモデルとなっています。

しかし、求職者にとって「人材紹介会社に依頼して転職を斡旋してもらう」というのはあくまでも手段の一つです。

実際に転職しようと思えば、自分で直接、転職媒体に応募したり、リファラル採用やダイレクトリクルーティング・ヘッドハンティングなど、様々な転職活動の方法があります。

本記事では、求職者にとって「人材紹介会社を使用するメリット」や、「数ある人材紹介会社の中で、自社を使用してもらう」ためにどうすればよいのかということを踏まえつつ、求職者面談のコツをご紹介させていただきます。

求職者が人材紹介会社を使用するメリットは主に下記3点です。

・転職活動について、客観的な意見を聞くことができる。

転職活動は、就業中の会社に秘密で活動を行っていたり、家族や友人にも相談し辛い内容があったりなど、求職者にとって孤独な状況に陥りがちです。

人材紹介会社のキャリアアドバイザーは、個人情報守秘義務がある第三者となりますので、身近な人には相談しづらい内容などについても、意見を聞くことができるようになります。

・転職活動全般の工数を削減できる。

特に初めて転職を行う場合などは、そもそも何から始めればよいのか・どうすれば転職できるのか分からないケースもあるでしょう。

人材紹介会社に求人紹介を依頼することによって、本来ならば自分でリサーチする内容なども無料でレクチャーを受けられ、自分で求人を探す手間なども削減されます。

・非公開求人や、人材紹介会社限定の求人に応募できる

企業によっては、人材紹介会社にしか依頼していない求人案件や、人材紹介会社経由でしか応募を受け付けていない求人が存在します。

そういった求人の紹介を受けられるのも、人材紹介会社を利用するメリットの1つでしょう。

では、数ある人材紹介会社の中で、どうすれば自社を選んでもらえるのか。

求職者にとっては、

① 紹介会社が持っている・紹介してもらえる求人数が多い

②キャリアアドバイザーが親身になってくれるか・相性がいい

③自分の希望に合った案件を紹介してもらえるか

上記が、人材紹介会社選びのポイントになってきます。

とはいえ、①、②については会社の体質やアドバイザー自身の素質に左右される部分が大きく、いかに「③自分の希望に合った案件を紹介してもらえるか」の鍵を握れるかが、紹介会社側としては重要になります。

そして、その準備をするのが求職者との面談の場になります。

いかがでしたでしょうか。

今回は求職者面談の前に前提となるポイントをご紹介させていただきました。

次の記事では、実際の求職者面談のフローに沿ったコツについてご説明させていただきます。

リクサス株式会社では、人材紹介会社向けの業務デジタル化ツール『LaS』を提供しています。

・求職者の面談時に、ヒアリングする内容が担当者ごとにバラバラ…

・自社に応募があった求職者の情報管理が一元化できていない…

など

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